2018.04.04
3月の薬膳レシピは「デトックスや免疫力アップに♪」柑橘、ルッコラ、リンゴのスムージー
女子力をアップする季節のスムージーとスープ
~朝食にもぴったり。植木もも子先生の女性のバランスを整える優しい薬膳レシピ
3月 柑橘、ルッコラ(菜の花)、リンゴのスムージー 3月は初春で春分のひを境に陽が成長し、陰が小さくなります。気温もたかくなり行動しやすい季節になります。三月は特に冬にため込んだ様々なものを外に出す時期です。五臓の働きも貯める腎から解毒の肝に移ります。この時期、解毒効果の高い食物繊維のものや、新陳代謝を促す食材が里山に出回ります。柑橘類も豊富に出回りますが、柑橘の香りは気を巡らし、肝の働きをたすけます。また、冬の鬱鬱した気分を解消させます。リンゴのペクチンで腸のお掃除を、ルッコラや菜の花で免疫力をアップし、さらにβ―カロテンは肝臓の解毒機能を高めます。材料(2人分)
ルッコラ 又はセルバチコ 30g りんご 1個200g 柑橘(伊予柑、ポンカン、八朔、オレンジなど)1個 150g作り方
①ルッコラは根を切り、刻む。リンゴは皮と半分と芯を除く。柑橘は皮をむき、横に半分に切り、種を除いてほぐす。 ②①の材料をすべてミキサーに入れて水100mlを加えて滑らかになるまで攪拌する。グラスに注ぐ。 *冷え性の人は水を50度くらいのお湯に。または、素材を50度洗いして温めてから使用する。
植木もも子先生プロフィール
東京家政学院大学卒業後、岸朝子氏に師事し、料理記者として活動。その後和食料理研究家の鈴木登紀子氏のアシスタントを経て、フードスタイリストとして雑誌の連載、CMなどを手掛けるほか、大学の非常勤講師としても活躍。
現在、管理栄養士、国際中医師、国際中医薬膳管理師の資格を持ち、培った知識と持論を生かした数々の著作本を出版している。また最近は講演や料理教室、テレビ番組の出演などを通して、毎日の食事の大切さを伝えながら「美味しく、楽しく、賢く、健康に」をモットーに健やか料理研究家として活動中。ファイトケミカル(植物由来の化学物質)パワーを取り入れた中医営養学、雑穀料理を中心に日々の料理を提案している。
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