エイジングケアケアは何歳から始めるべきか?~始める時期と基本的なケア方法を紹介~

いつまでも若々しい肌と身体でいたいと願う女性にとって、エイジングケアはとても大切なものです。エイジングケアを始める年齢やケア方法によって、将来の肌や身体が大きく違ってくることをご存じですか?年齢による肌や身体の変化を緩やかにしたいという方に、エイジングケアを始めるのに最適な時期とおすすめのケア方法をご紹介します。

エイジングケアサインってしってますか?

エイジングサインとは年齢による変化の現れのことです。インターネットや雑誌では、肌の老化に対して多く使われています。エイジングサインには肌の乾燥や毛穴の開き、しわやたるみ、シミやくすみなどさまざまなものがあり、エイジングサインが気になってくる年齢や現れ方は個人によって異なります。

エイジングサインが現れてからエイジングケアを始める方も多いようですが、年齢による肌や身体の変化を緩やかにするには、エイジングサインが出る前からケアするのが効果的です。洗顔、保湿といった基本的なスキンケアを正しく行ったり生活習慣を整えたりすることで、年齢による変化を緩やかにすることができます。

エイジングケアの基本的な方法

紫外線による老化を防ぐには、紫外線対策が必須です。帽子や日傘、日焼け止めなどを活用して紫外線から肌を守りましょう。肌に負担をかけないよう正しく洗顔し、しっかりと保湿することも大切です。年齢とともに減っていく、コラーゲンやヒアルロン酸などの美容成分を美容液やパックで補うのもいいでしょう。

食事やサプリメントで、エイジングケアに役立つ栄養素を体の中からプラスするのもおすすめです。糖分や塩分をとりすぎない、いろいろな栄養素をバランスよくとる、カロリーオーバーしないなどに注意して食生活を整えましょう。

適度な運動をしたり、生活リズムを整えたりして十分な休息と睡眠を確保するのも効果的です。ストレスは肌や身体に悪影響を与えるため、ストレスの解消に努めましょう。

各年代の身体の変化とエイジングケア

年代によって、身体の変化と必要なエイジングケアは大きく異なります。年齢による変化を緩やかにするためにも、年齢に合わせたエイジングケアを行いましょう。

20代のエイジングケア

若々しく美しい20代の肌にも、少しずつ年齢による変化が訪れます。20代後半になって、肌の乾燥や疲れが肌に現れやすくなるのを感じることもあるようです。肌の変化を感じたら早めに対応しましょう。エイジングサインがまだ気にならなくても、スキンケアを丁寧にしたり生活習慣を見直したりして肌と身体の調子を整えることが大切です。20代は肌も身体も元気なので、夜更かしをしたりメイクをしたまま寝てしまったりと無理をしてしまうこともあるようです。肌のお手入れは毎日の積み重ねが大切なので、将来のためにも丁寧にケアしていきましょう。紫外線対策をしっかりとし、糖質をとりすぎないようにすることも大切です。

30代のエイジングケア

30歳を過ぎると、肌の乾燥や毛穴の開き、目じりの小じわやシミ、ハリとツヤの低下などエイジングサインが目に付くようになります。年齢とともに肌の変化がより目立つようになり、化粧ノリが悪くなったり、今までの化粧品やメイクが合わなくなったりすることも。個人差がありますが、30代後半からプレ更年期の症状に悩まされることもあるようです。30代は肌や身体の変化を見逃さないようにし、一つ一つ丁寧に対処していきましょう。肌の状態に合った基礎化粧品を使用し、小じわやシミなど肌の悩みに合わせた美容液やパックをプラスするのがおすすめです。年齢による変化を緩やかにするためにも、肌や身体の悩みは早い段階で改善しておきましょう。

40代のエイジングケア

しわやたるみ、しみなどのエイジングサインが目立つようになります。毛穴の開きやたるみ、フェイスラインの下がりなどを化粧で隠せなくなることも。お腹や背中に肉がつくなど、ボディラインにも変化が現れます。40代半ばで更年期を迎えることが多いことから、女性ホルモンの変化による不調に悩まされる方も多いようです。40代は女性ホルモンの変化により肌が乾燥しやすくなるため、保湿効果の高い基礎化粧品やエイジングケア化粧品を取り入れるのがおすすめです。女性ホルモンの変化と上手に付き合っていくためにも、生活リズムを整える、栄養をバランスよくとる、十分な休息と睡眠を確保するなど生活習慣を整えましょう

50代のエイジングケア

ほうれい線やマリオットライン、肌のくすみや首のしわなど、年齢による変化が顕著になります。ポッコリお腹や二の腕のたるみ、バストやヒップトップの下がりなど、身体の変化を実感することも多くなるでしょう。50歳ごろに閉経を迎えることが多いことから、筋肉量の低下や骨密度の低下などが現れやすくなります。50代は肌のターンオーバーの周期が長くなるため、マッサージをしたり美容成分を美容液でプラスしたりして肌の新陳代謝を促しましょう。栄養補給や美容効果が期待できる、サプリメントを活用するのもおすすめです。適度な運動を習慣にして、筋肉を鍛えたりストレス解消に役立てたりするのもいいでしょう。

エイジングケアは何歳からやるべきか

肌や身体の変化を感じたら、できるだけ早くエイジングケアを始めましょう。早い段階で対処することで、症状の悪化を防いで早く改善できます。年齢による変化には個人差がありますが、エイジングサインが目に付くようになる30代にはエイジングケアを始めるといいでしょう。20代でエイジングサインが現れた場合には、20代からエイジングケアを始めることをおすすめします。しわやシミなどのエイジングサインがメイクで隠れる程度だと、ついエイジングケアを後回しにしてしまうこともあるようです。けれど、年齢による変化が大きくなればなるほど改善するのに手間と時間がかかってしまいます。後から後悔しないためにも、肌の変化と向き合い自分に合ったエイジングケアを行っていきましょう。適したエイジングケアを習慣にすることで、将来の肌と身体が大きく変わってきます。

 

まとめ

年齢による肌や身体の変化を緩やかにするためにも、エイジングサインに気が付いたらできるだけ早く対処しましょう。エイジングサインの現れ方は一人ひとり違うため、肌や身体と向き合い変化を見逃さないようにすることが大切です。年代ごとの変化と基本的ケア方法を参考にして、自分にぴったりのエイジングケアを生活に取り入れてください。

この記事の執筆者:インコさん

正看護師として美容皮膚科をメインに勤務。美容皮膚科では、10代~60代まで幅広い年代の女性の脱毛も担当。多くの女性と接することで、体を美しく整えること、美しく年を重ねることの大切さを学ぶ。
デリケートゾーンを美しく整えたいと希望する女性が多いことから、フェムケアの必要性をより認識。
その後、卵巣嚢腫の手術を経験し、不妊治療のために退社。体外受精を経て1児の母に。
現在は、そうした経験を生かして医療や美容関連のライティングを中心に活動。
医療系記事では、疾病の基礎知識や対処法、美容整形の施術紹介など専門性の高いものを執筆。美容関連では、脱毛やスキンケアを中心に更年期障害やアンチエイジングケアなどのテーマを得意とする。

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