2019.09.26

【大人女性の悩み】旬のトレンドをどう取り入れるか?

Natsume’s Eye

Beauty & Health Tips

大人女性はトレンドをどう取り入れるか?

先日アメリカに行ってきました。欧米に行くと「SEPHORA(セフォラ)」(20年くらい前まで日本にもあったコスメのバラエティショップ。残念ながら日本からは撤退)がたくさんあって、一度足を踏み入れてしまうと、何時間もいてしまう。

せっかく海外に来ているのに、とは思うのだけれど、いろんなコスメが並んでいる誘惑に勝てない。メイクトレンドも仕入れられるし、海外ブランドはカラーバリエーションが豊富。

例えばブラウンのアイラインを探そうとすると、日本の場合ダークブラウンとライトブラウンの2色くらいなのだけど、アメリカの場合は細かいグラデーションで揃っていて、どれがベストなのかを試すだけで時間が掛かってしまう。

さてこの秋は、ファッションもメイクもブラウン系、カーキ、バーガンディ(ごく暗い紫みの赤)といったカラーがトレンドらしい。

大人の女性として、トレンドに振り回されるのもどうかと思うけど、少し取り入れることで、オシャレ気分があがるし自分がアップデートされている感じ。

でも大人の場合は、トレンドはさりげなく取り入れるくらいがちょうどいいし、手を出していいトレンドといけないトレンドがあり、自分に合うトレンドの取り入れ方が必要だと思う。

あ~面倒!

と思いましたか?
でもそんなことはありません。

自分に似合うものだけ取り入れる。

簡単なのはポイント的に取り入れること。そして、自分に似合うものだけを取り入れること。私はこの秋、カーキのアイラインを買いました。

アイライン

これ1つで、メイクが急に今年っぽくなりました。

カーキは、普段ブラウンや黒を使っている人もそれほどの違和感がなく使えるし、大人っぽく仕上がり、きちんと感も出せるので仕事メイクでも問題なし。強すぎない色なので、さりげなくオシャレっていう雰囲気も出せて、すごく便利。

そして、ネイルの色を変えました。

いつものネイルは淡いピンクベージュのグラデーション一辺倒。長い付き合いのネイリストさんからは「こんなにコンサバなネイルの人は、今はCAさんくらい」と言われるくらい、ほとんど冒険しない。

これにはちゃんと私なりの理由があって、どんなシーンでも、誰に会っても問題のない色選びということ。

時々、フランス女性のような真っ赤なネイルに憧れたりもするけれど、ジェルネイルの場合は急な色替えも難しいので、結局いつもの色にしてしまう。それはそれで、「キレイな爪ですね」と褒めていただくことも多いので、良いと思っているのだけど。

でも、L.Aでキレイな人たちをたくさん見てオシャレ気分が刺激されたせいか、どうしても今年っぽいバーガンディのネイルにしたくなって、仲良しのネイリストさんに相談。たくさん写真を見せて、説明しましたよ。でも、彼女はそれをものの見事に却下。

私は生まれつき色黒な上、部活少女だったため散々日焼けをしてきたので、残念ながら手も色黒。おまけに骨太でスポーツで鍛えた手は、高校生時代にクラスメイトの男の子から「グローブみたい」と言われたくらい、ごっつい。

ネイリストさんいわく、バーガンディは色白で華奢な手ならとても素敵だけど、私の手には似合わない、とのこと。残念です。

でもかわりに、何色かを混ぜて、バーガンディではないけれど、今年っぽくて、私に似合う色を作ってくれました。手元が一気に秋っぽくなって、同じ服を着ても季節感を先取りしたこなれ感が出ました。

ネイル

要は、トレンドはそのまま取り入れたらキケンな場合があり、自分に合わせた工夫も必要ということですね。

特にブラウンやカーキ、バーガンディといった今年のトレンドカラーは、くすみ色でもあるので、一歩間違うと老けて見えたり、地味になってしまったりすることもあるので、色選びがすごく大事。

例えば私は、基本的にはベージュを含めてブラウン系は似合わない。顔近くに持って行くと、顔の肌がくすんで見える。でもごく稀に顔色がキレイに映えるベージュやブラウンもあるので、それに出会えた時にだけ、取り入れるようにしている。

大人になると、いつの間にか自分に似合う服しか着なくなり、いつもと同じメイクしかしなくなる。でも、ほんの少しトレンドを取り入れると、ちょっと新鮮な自分になれる気がする。

「ずっと、旬な女性へ」

これは、レッドフロッグズのメッセージ。
難しく考えることなく、気軽に、でも賢くトレンドを取り入れることで「旬な自分」を楽しみませんか。