年齢による心身の変化におびえた日々から、この女性バランスケア商品が生まれた。
Natsume’s Eye
女性バランスケア商品の開発秘話
年齢とともに感じた、心と身体の変化におびえた日々。
太りやすくなった。疲れやすくなった。化粧のノリが悪いときがある…。30歳を過ぎた頃から何となく気づき始めた、身体の変化。でも、30代前半の変化なんて、まだまだ甘かった!35歳を過ぎると、身体の変化の急激さに驚きを感じました。
ジワジワと増える体重。水飲んでも太るのではないかと思うくらい。もちろん、体力も衰えていく。肌や髪のハリがなくなり、明らかに見た目が変化していく。
40歳を過ぎたころ、「何とかしなければ!」とダイエットをしたり、食事に気をつけたり、老化防止のためにランニングを始めたりしました。そうやって努力していたはずなのに、45歳を過ぎたころからは、さらにそれまでとは比べものにならないくらいの身体と、そして心の変化を感じるようになりました。
一度落とした体重がまた増えはじめ、肌も髪も全体に艶がなくなり、何となく疲れた印象が取れなくなりました。でも何よりも、誰よりも自信があった体力と気力の衰えに、恐怖を感じました。やる気があるのに、身体が動かない。そのうち、考えることが面倒になる。
休日は1日中ソファに寝て過ごすことも増えました。好きだった本を読む気力も湧いてこず、特に興味もないテレビ番組をボーッと見ながら時間を過ごし、気付くと外は暗くなっていて、慌てて夕食の買い物に出かける、といった具合でした。
原因に気づいても、どうすることもできなかった。。。
たまたま、その時の携わっていた仕事の関係で、女性ホルモンのことを詳しく知る機会がありました。
女性ホルモンは女性の身体と心に大きな影響を与えていること、その女性ホルモンは年齢とともに分泌量が減少していき、そのことが年齢による変化を引き起こしていること、現代の女性は、環境の変化やストレス過多な生活により「女性ホルモンのバランスを崩している人が多い」ということ、などなど。
私の変化も、女性ホルモンの減少によるものだと思いましたが、でもだからといって、何をどうしてよいのかわかりませんでした。食事やストレスに気をつけることが大事なのはわかっていても、忙しい毎日ではそう簡単にはいかない。なす術のないまま、自分の身体と心をだましだまし、生活をしていたのです。
女性ホルモンケアが当たり前のフランス
そんな中、自然に女性としての生涯を謳歌しているフランスの女性の間では、ホルモンケアを行うことが当たり前であり、そのためのセルフケア商品が普及していることを知りました。
「ヨーロッパ連合白書」では、女性の社会進出とホルモンケアの実施率に相関性があるといった分析までされているほど。ヨーロッパでは、女性が女性としての人生を謳歌するために必須のこととして、女性ホルモンの重要性を認識していたのです。
思春期から、妊娠出産、更年期という年代や生理周期による、体調や気分の変化、見た目の印象や女性らしさなど、女性の一生は、女性ホルモンに左右されているから、女性ホルモンケアを日常に取り入れることで、いくつになっても女性として生き生きと過ごすことができる。フランスではそのことがきちんと教育されており、当たり前のこととして定着しているそうです。
女性ホルモンケア後進国の日本
そんな、女性の健康と美容の基盤となる女性ホルモンについて、日本では十分に認識されておらず、更年期の症状が表れてから初めて驚く人も少なくありませんでした。
また女性ホルモンの話は、「恥ずかしい」とか「はしたない」など、タブー視されることも。何だか複雑で怪しい感じもして、気にはなりつつも口にしづらく、友人同士での情報交換や、親から娘に教育するといったこともほとんどありません。
だから、その大切さを知る機会が限られてしまっていると感じました。最近でこそ、女性雑誌などで取り上げられることも増えたり、美容ライターやモデルさんたちがホルモンケアの大切さを語ることも見られたりするようになりましたが、まだまだ一般的ではありません。
手軽に利用できるセルフケアのためのものがない!
それに、女性ホルモンケアをしなければと思っても、何をどうしてよいかわからない。
私もそうでした。まず本やインターネットで色々情報を集めましたが、何が本当に良いのかわからなかった。病院に行くのもためらわれる。薬の力で人工的にケアするのも嫌。かといって、安心して日常でセルフケアするためのものは見当たらない。
日本で手軽に手に入る、女性ホルモンをケアするセルフケア品がない。たったらブランドで商品を開発用しよう!と思い立ちました。セルフケアだから、安心できて、身体に自然に働きかけるものがいい。そして、日本の女性にも、女性ホルモンケアが身近になり、手軽に日常的なセルフケアができるようになればいいなと思って色々と探したのです。
フランスの植物療法がヒントに。
そんな中で、植物療法のことを知りました。
フランスでは、植物療法が日常に定着しています。街中にハーブを取り扱う薬草の薬局「エルボリステリア」(日本の漢方薬局みたいなものですね)があり、人々は日常的に気軽にエルボリステリアに立ち寄り、頭痛がする、風邪気味、胃の調子が悪い、あるいはイライラするなど心身の不調を相談しては、ハーブを処方してもらいます。
エリボステリアでは女性ホルモンをケアするためのハーブも処方もしてくれるので、フランスの女性たちは、植物療法を取り入れて、日常的に女性ホルモンケアをしているのです。これだ!と思ったのですが、日本とフランスでは、法律や環境も異なるので、そのまま商品を輸入することもできません。そこで、日本オリジナルの商品を一から開発することにしました。
植物療法士との運命の出会い!
そこで幸運にも、パリ13大学で植物療法を学んだ「日本の植物療法士の第一人者 森田敦子さん」と出会いました。そしてブランドの考え方に共感していただき、商品の開発をお手伝いいただくことになりました。
女性としてもとても素敵な方。ご自身が体調を崩した中で植物療法と出会い、すっかり元気に、そして女性としての幸せを掴んだ人で、植物療法に対して絶対の自信がある。ちょうど彼女と私は同じ年齢で、自分自身の体調の変化も如実に感じているし、かといって、女性はいつまでも女性として素敵でいたいという思いが同じで、子供を育てながら自分の夢のために仕事をしているという点での共通点もありました。
また、日常に取り入れられるもので、でも製品づくりには妥協したくない、できるだけ良いものを作りたいという価値観も似ていて、一緒に、考えうるベストな商品を作り上げることができました。私たち自身がまず満足して納得できるものを。さらには、美容や健康意識の高い女性たちにもテストしてもらいながら、商品は完成したのです。
女性ホルモンの大切さを広めていきたい。
ホルモンバランスを整えるのには、睡眠や食事、適度な運動、規則的な生活、ストレスの緩和など、生活基盤を整えることが何よりも大事です。
でもそれ加えて、積極的なケアができるようになれば、もっと女性は元気になれるはず。女性がいつも、いつまでもイキイキと美しくあるために、「女性ホルモンバランス」が重要な役割を果たしていることは、まだまだ十分に知られていません。
そのことを多くの女性が知り、病院に行かなくても、毎日の生活の中で、セルフケアが浸透していけばいいなと考えていますし、今はそれを広げていくことが私の使命なのかなと思っています。
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