ちょっと気を付けるだけで印象が大きく変わる!素敵な大人の女性の振る舞いとは?
Natsume’s Eye
素敵な大人の女性講座
以前、仕事の関係でリーダーのためのマナー講座を受講したことがあります。
教えてもらった内容は、リーダーに相応しい立ち居振る舞いなのですが、これは女性としての美しい立ち居振る舞いにもつながる部分がたくさんあるのではないかしら。
「とれかかったボタン、すぐに付け直していますか?」
あなたは、ジャケットやコートのボタンが取れかかっていたら、すぐに付け直していますか?すぐに付け直すことが当然と言われれば当然だけど、朝慌てていたら、今日だけはまあいいっか、となるかも。仕事が忙しくて帰宅後もぐったりだったら、つい面倒になり、自分ではうまくごまかしたつもりで、そのまま着て行ってしまうこともあるかもしれない。
私自身も正直そこまで完璧とは言えません。。。
でも、一部が、全体を表してしまう。
たった1つの取れかけたボタンのせいで、その人は雑でだらしない人間という印象を持たれてしまうのです。美しさは細部に宿ると言いますものね。
マナーは内面の表れ。
本来は、考え方が習慣をつくり、それが無意識にマナーとなって表れるもの。逆に自分を変えようとすれば、まず意識してマナーを変えることで、習慣が変わり、それが考え方を変えるという逆のフローを作ることも可能だそう。
マナーは回数を重ねることで自然な動きとして身に着いていきます。最初は意識して、今までのマナーに新しいマナーを上書きしていくことが必要。脳は検索機能を持っているので、新しいマナーが完全に上書きされると、無意識にできるようになるのです。
不思議と、気を抜いた時に限って人に見られるもの。気を抜こうとも自然にできるように定着するまで、やらなければならないのです。そして、無意識のマナーとして身に着いたころ、女性としての中身も変わっているのかもしれません。
簡単にできそうなマナーをいくつかご紹介。
とはいっても、忙しい毎日に面倒なことだと続けるのは難しいもの。普段の生活で、ちょっと気を付けるだけでできそうなものを、ご紹介します。
1.
ある集団に加わるときは、自分から周囲の人に挨拶を。
会釈は1回ゆっくりと。2回以上うなずくのは、上品ではない。
動きがちょこちょこしていたり、動きが流れたりしてはダメ。
2つの動きを同時にやらない。
2 .
テーブルに座るとき、手をテーブルの上に出し、手を体と平行にすると優雅。
姿勢を良くして胸をはり、ひじを軽くして脇を広げる。
手の平は丸めずまっすぐに。
目線は水平に、体や首を傾けない。
体はいつも左右対称を意識して。
3 .
立っている時も座っている時も、肩甲骨が大事!
肩甲骨を下げて胸をはることで、美しい姿勢に。
これはバストアップ効果も。
4 .
遠くから相手に近づいていくときは、離れたところでは速く歩き、近づいてきたらゆっくりに。
減速のコツは、体を上に持ち上げること。
歩く時は踵から。足音を鳴らさないで、上から吊られているように歩くこと。
5 .
椅子から立ち上がる時は、上体を前に出さないで、上にあがる。
座った状態で体を伸ばしきってから、立ち上がる。
決して下を向かないように。
そもそも、椅子は深いところに座りすぎないこと。
6 .
おじぎをするときは、つま先に体重をかけて股関節から。胸をはって。
戻る時もつま先に体重をかけて、上から吊られている感じで。
足を揃えておじぎをすると丁寧に見える。
目は遠くを見て。
7 .
人の話を聞く時は、顔だけでなく、体ごと向けること。
話は顔で聞くのではなく、胸で聞くもの。
胸ははるけど、あごは上がらないように。偉そうには見えるから。
8 .
アイコンタクトはピンポイントで見ないこと。
後光を見るように、フワッと見る。
後ろに富士山があるようなイメージで、相手を包みこむように。
速いまばたきはNG。
ゆっくりのまばたき1回は効果的。
9 .
コートを脱ぎ着する時は、頭を動かさない。
下も向かない、左右にも振らない。前を向いたままで脱ぐ。
女性にとって、コートを脱ぎ着させてもらう姿も大事。
脱がせてもらうことになれている雰囲気を醸し出せれば、女性らしさもアップ。
脱がせてもらう時、女性は先に肩をおろして、両手一緒に抜いてもらう。
着せてもらう時は、両手を後ろに高く出し、背伸びをして着せてもらう。
着せてもらう人と呼吸を合わせて。その時、肩はあげない。
10 .
女性にとって意外と難しい握手、でもエレガントにできると素敵。
握手の時は、相手の手ではなく顔を見て、
握手の後、目線をゆっくり残す。
離れたところから近づいて握手する場合、
手を広げて見せておきながら近づいていく。
優しくお盆を運ぶように。脇を閉じない。
手を握る時は、女性は上から出す。
深く握る。フワッと深く。握り方で強く印象に残すことができる。
早く握り過ぎてはダメ。
親指を先に閉じない。小指から閉じる。
フワッと握って、フワッと離す。
離した後、少しの間、手を上にキープする。
離した後が大事。
左手は相手の肘の外を抱えるイメージで。
握手の後は、お辞儀はしない。
いかがでしたか?
こういったことが自然にできると、大人の女性としてチャーミングだなあと思いませんか?
単にマナーと侮らないで、身に付けていきたいもの。一度に全部は無理でも、1つずつ身に付けていくことで、気が付くと印象が大きく変わっているはずです。
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